TINGARA『風の旋律』9/21発売 - レビュー企画
2005.08.29 Monday - Takechi Yoshinori
TINGARA (ティンガーラ)というグループは、ご存知でしょうか?沖縄音楽をベースに、シンセとエンヤのようなボーカルの重ねかたの入ったヒーリング。いつもジャケットに使われている版画の名嘉睦稔さんの世界も重要な要素だし、沖縄だけでなく、映画「地球交響曲」シリーズにもフューチャーされていて「地球」「銀河」的感覚のあるヒーリング音楽。ちなみに、メンバーさんたちの出会うきっかけが、名嘉睦稔さんの展覧会だったようです。ジャケットの版画はこんなかんじ。
http://www.tingara.com/discography/
(各アルバム単位のページで、試聴もできます)
1999年より、年に1枚ずつくらいのペースで、5枚のアルバムと今年ベスト盤1枚がでています。そして来月、6枚めのアルバム発売。このマスタリング前の白盤を、サポーターが先行レビューをする企画があり、TINGARAさんに送っていただきました。
元りんけんバンド(key.)のつぐみさんのレイヤードボーカル+ゲレンさんの三線+ヒデオさんのシンセサウンドが、他のどこにもないTINGARAサウンドを生み出しています。
今回は、ゲレンさんがレギュラーから抜けサポートメンバーとしての参加。そしてレコード会社もポニーキャニオン系への移籍。
TINGARAサウンドも5枚も聴くと、そのオリジナリティーゆえの飽きのきはじめたタイミングでもあったのですが、この環境の変化をいいきっかけとして、この6枚め新しい味が加わってきて僕にとってはちょうどよい変化。
TINGARAサウンドは、これまでも鐘系や鈴系の音はそれなりにあったと思いますが、今まで以上にそれらの音が耳に入ってきました。特にガムランの音。ガムランの音は、バリの土着にとどめておくのはもったいないと思う派なので、こういういろいろな音楽との融合のさせかたは好きです。
前半スタートの4曲くらいに新しいテイストは感じていて、CM曲の(1)水の炎、タイトル曲の(5)風の旋律以上に、(2)真珠の民〜(4)さくらにいたる流れような風にふかれるような軽さが、これまでの比較的重厚な曲の多いなか、新鮮に映りました。
ひとつだけ言うと、(1)水の炎のおもしろいイントロを生かしながらVo.パートに入ると、Vo.パートが急いだかんじになっているところ。ひょっとしたら、あのイントロを生かした短かめのインストにするのもおもしろかったのではないかと、シロート考えを持ってしまいました。
トータルには、今回のプチ変化、いいカンジです。
TINGARAをこれまで聴いたことのなかったかたは、2枚目の『さきよだ』あたりで元祖TINGARAサウンドを楽しんでもらって、その後、こちらの新テイストを聴くとふたつの楽しみかたができそうです。
とりあえずベスト盤も6月にでたところなので、試聴はコチラ。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A015852/VICL-61690.html
先頭の「星月夜」は『さきよだ』のなかから。
(愛媛のかたへ)
ちょうど1年前のこの時期、今治のタオル美術館にて、睦稔さんの版画をどでかいタオルにした展示会があり、その最終日、TINGARAさんはひっそり(?)来られてライブがありました。
このブログもいっしょにやっているFM-Ehime Chihoさんが、睦稔さんとの対談やライブ司会をやるというので行ったのですが、そうでなければ、デビューからずっとアルバムを買っている僕も、情報を逃すところでした。
このブログもいっしょにやっているFM-Ehime Chihoさんが、睦稔さんとの対談やライブ司会をやるというので行ったのですが、そうでなければ、デビューからずっとアルバムを買っている僕も、情報を逃すところでした。