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「たいせつ人」フォトリレー展(ギャラリー リブアート)終了

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80個のインスタントカメラを世に放って、カメラを渡された人がたいせつな人を撮っては、ギャラリー展示会での写真引き換え券を渡し、どんどん次の撮影者に渡ってゆき、27枚のフィルムが終わったら、企画者のもとへもどり、それを現像して2000枚ほどの写真をギャラリー展示。引き換え券を持ってきた人に、展示写真をはがして渡す。(はがした後には、サムネールの小さなコピー紙が残る。)つまり、展示期間の後ろのほうほど、写真がはがれた状態となる。
(左の小さい写真、コンちゃんお借りします。)

まだ1週間くらいあるのかと安心していたら、今朝の菅原さんのFM番組で最終日であることを知り、ちょうど市内をとおりかかる用があったので行ってきました。
ただの企画もの的とらえかたをしていたのですが、今日行ってみてアートとしてずいぶんおもしろい意味を感じました。

カメラが旅をして、たいせつな人のいろいろな表情をとらえて帰るという本来の趣旨的な部分だけでなく、何台かは迷い子になってもどらない。全部もどるというような予定調和でないところがまたおもしろいです。展示物も、初日のすべて埋まった状態から、人が来場するごとに、おしげもなく歯抜けになってゆく過程もおもしろいです。
(僕は最終日に行っただけに、残っているのが少ない状態)
人を撮ること、カメラがもどること、現像して展示されること、展示しているものを撮られた人がもらって帰ること。いろんな過程に、それぞれ人との関係性があって、カメラそのものの展示も含めた変化していく展示のなかに、いろんな関係性が見えました。
そして、その関係性だけでなくて、さりげないものごとが予定調和に進むわけではないさまも展示から見えて、またそれもおもしろかったです。

ただ、主催者さんとしては、ほとんどのカメラがもどってきて、そして、なるべく多くの写真がはがれていってほしかったのだとは思います。

僕のなかで、コンテンツでもコンセプトでもなく、コンテキストが復活しマイブームですが、これって、コンテキストのおもしろさかな。
* Takechi Yoshinori-2005 * 21:03 * comments(6) * trackbacks(0)

コメント

リブ・アートの米田です。昨日はご来廊ありがとうございました。
さすがに最終日とあって、あの後次から次へと駆け込みお客様が来られ、文字通り息着く暇もないような1日でした。18:00にはほとんどの写真がなくなりました。撤去を終え、今はまたもとのニュートラルな空間がガランと横たわっております。だけど、それぞれの大切人フォト達の本当の帰還は、この場所ではなかったのかもしれませんね。例えば居間の抽出しの奥だとか、恋人の机の上のフォトフレームの中だとか、おじいちゃん宛の封書の中に身を潜め、橋を渡ってる最中かもしれないし(笑)。

ナイスなご感想も、どうもありがとうございました。実は会期中、ある方に、「それで結局、この企画であなたたちは何を得たのか?」と問われ、たじろんでしまったのですよ。ー単にハートフルなだけの企画なのかーと問われたような気がしてしまって。今回は風雅さんの全面的なバックアップのもとで、なにからなにまで工房スタッフ達が一手担い作り上げたもので、私は期間中の美味しいところだけつまみ食いさせて貰ったような気になっていたのですが、越智さんのコメントを読ませて頂いてそれもやっぱり違うなーと思い直しました。これって実は<写真との再会の瞬間>ではなく、<カメラが手に渡ってから再会するまでの過程>そのものが美味なんですもんね。

ながなが失礼致しました。
明後日からは山本容子展が始まります。明日が搬入。
お暇と興味がおありでしたら是非。
Comment by yoneda @ 2005/06/07 9:03 AM
リブ・アート米田さん、こんにちは。
興味ある展示会をやるギャラリーって、やっぱりリブ・アートさん。
今後もおもしろい企画よろしくお願いします。
Comment by Takechi @ 2005/06/07 5:57 PM
あ。武智さん…でした。失礼しました(大汗)
Comment by yoneda @ 2005/06/07 11:56 PM
先日はフォトリレー展に足を運んで頂き、ありがとうございました。会場ではあまりお話を伺えませんでしたが、ブログに貴重なコメントを寄せて頂き、大変うれしく思います。我々スタッフ自身、このフォトリレーを通して見えてくるものは何なのか?というのが第一にありました。たいせつな人を撮影した方々にとっては、カメラが無事生還して展示されることが全てであったと思いますし、我々もそれを望んでいましたが、、、(正直こんなに帰ってくるとも思っていませんでした)
「未知数を楽しもう」というところから始まり、それぞれの過程や関係性を重要視していたことは確かです。実際来場くださった方たちにはノートにコメントをいただきましたが、もうひとつ深く、この企画についての意見を伺いたく、これからアンケートを行う予定でしたので、武智さんにいただいたコメントはほんとにタイムリーに響きました。
またいろんな方のお話を聞いて見えてくるものもあるんだろうと思います。
また拝見しにきます(すごくいい匂いのするブログですね!)
Comment by たいせつ人フォトリレー実行委員会 @ 2005/06/08 8:14 PM
僕にとっては、ひさびさにおもしろさを感じた催しでした。
Comment by Takechi @ 2005/06/09 9:38 PM
Midoriyaさんブログにもフォトリレー展記事あり
http://yaplog.jp/midoriya/archive/134
Comment by Takechi @ 2005/06/10 1:51 AM
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