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塩屋海岸の休日 私の作品

とりあえず報告
「塩屋海岸の休日」 海岸芸術家協会 神山氏主催

海岸に行って砂浜をざっと見渡し、砂を握ってみたりして、それから
持参したオブジェをその場の勘でインスタレーションしていきました。

タイトル :天誅党
コンセプト:漱石の『坊つちやん』の最終章で坊つちやんが山嵐と
      道後の旅館の部屋を借り赤シャツと野だにリベンジしようと
      します。障子に指で穴を開け、そこから覗いて赤シャツが
      芸者と温泉宿に来る現場を押さえて天誅を加えようという
      魂胆。小説の中で一度だけ「天誅党」という言葉を拝借。
      砂浜に障子を立てたかったけどなかったので紙と木枠のみ
      で表現することにしました。
素材   :四国中央市の古紙会社の再生紙と割箸の超省エネエコ作品

鑑賞者の作品への参加:一枚だけ向きの違う穴の開いた紙があります。
           その穴を通して何が見えるか寝そべって覗いて
           もらいます。
覗いてくれた人たち :柳先生(当日環境問題「里海」について講演)
           田中氏(QACOA事務局長)
           せんちゃん(ミュージシャン)見る

一列に並べた様はパフォーマンスの時ステージの袖のようにも見えました。
本当は5枚づつわずかにずらして障子引戸のレーンを表現していたのだけど。

写真掲載したいけどサイズが大きすぎ編集ソフトが見当たらず・・・
なのでまた改めて*
* Kan Noriko * 01:15 * comments(0) * -

遅まきながらもうひとつお知らせ

3月、創風社出版より文庫本 『漱石松山百句』 が漸く刊行されました。

漱石の松山在住時代の一年間に作った俳句の中から百句選び、一人二句づつ
担当して鑑賞文を書いたものです。私はその中で
 
見ゆる限り月の下なり海と山

凩に早鐘つくや増上寺

を鑑賞しています。俳句は熱心に作るわけでなくましてや鑑賞など未経験でしたが、編集の坪内捻典氏いわく、古い句など背景や情報もなく事実を知る手立てがならば、一人一人自分の印象で鑑賞すればいいのだ、というようにおっしゃっていたと思います。『不器男百句』と合同でMONKにて関係者たちがトークライヴをして祝ったときの談話です。
一句目は自力の印象、
二句目は校正時資料を洗って全文書き直しの忘れ難い鑑賞となりました。

偉大な創風社出版さんのナットクコピー ”漱石を知らなくても読める”
コンパクトなのでポケットに入れて時折楽しんでください。本
* Kan Noriko * 18:09 * comments(0) * -

明日5月4日第二回『塩屋海岸の日』出展

こんにちはお久し振りです。

5月4日晴れていれば重信川河口の塩屋海岸にて
AM10:00〜夕暮れまで 
『塩屋海岸の休日』    が開催されます。

私は初参加です。砂浜でなんでもいいからアート作品を展示すると
聞いただけでした。作品は前からもやっと頭にあったものの
今も考え中です。

後で内容を聞いてみると作品展示以外にいろいろありました。
講演会14:00、自作詩朗読15:00、ダンス16:00、音楽16:30、芝居17:00

だそうですので気晴らしに海辺にでも行ってみようという方はどうぞ。晴れ船
* Kan Noriko * 17:49 * comments(2) * -

英語スピーチコンテスト、明日!

私が14年間所属しているITC松山クラブで明日恒例のスピーチコンテストを
開催します。
ITC とは International Training in Communication の略で
松山は英語クラブ。コミュニケーション訓練のNPOです。

今年はスピーチコンテスト委員長の役なので裏方準備におおわらわ。
日時 2月14日 13:30〜15:30
場所 県国際交流センターEPIC 2F 第1研修室
費用 無料
 
団塊の世代よりちょっと上のじんせいの先輩方の熱い英語スピーチが
聴けます。
聞き耳を立てる拍手
* Kan Noriko * 16:23 * comments(1) * trackbacks(0)

Au revoir.

毎週趣味で集っているフランス語サークルのネイティヴの先生が昨日去り、
当分自主勉強になりそうです。
従来熱心に教えてくれていたジョエルが事情でフランスへ帰り、卒業前最終
レポートを作りにきていた大学生のムニが臨時で引き継いでくれ、その彼も
研究生を終えて帰国します。
日本人は優しくて親切、と好印象をもって帰っていった彼はモロッコ系、
ジョエルはイタリア系、そして今パリにはフランス移民問題研究で留学して
いる松山人の友人がいます。こうやって人々が行き交ってじかにコミュニケ
ーションしていれば例の頭突き問題に象徴される軋轢もゆるんでいくのでは
ないかな〜と思うこのごろです。
Bon voyage, au revoir!
* Kan Noriko * 13:36 * comments(1) * trackbacks(0)

Da Vinci Cord Guide Tour

8月最終日曜、5時起きして徳島へ出かけました。
大塚国際美術館でダヴィンチコードの小説ベストセラーと映画化にあやかった
ダヴィンチコードガイドツアーに参加するためです。
私は本も映画も両方見ているうえに英語クラブITCでmovie appreciation
(要するに映画の解説や見どころなどをリサーチしてスピーチする)プログラム
もしたりしたので使われている絵画に興味津々だったのです。
学芸員の方がこなれた喋りで漫談まがいに笑わせてくれるし、このツアーの
参加者の熱心さに共鳴したとのことで、予定の一時間を40分以上オーバーして
解説してくださいました。
徳島でダヴィンチ?全て陶板とはいえ、本物では分散していて不可能な12点の絵
を小説に登場するとおり一気に並べて見られるのはここしかできない芸当なのだ
とか。
また、眉山ではモラエスの解説を熱心にしてくださった人が市営の無料のリバークルーズを教えてくれて、これがなんとも結構でした。ボートの座席がソフトなオープンボートの快適さ、解説スピーカのないところ、隅田川のよりも大阪中ノ島のよりも満足してしまいました。その上乗った時間が満潮に近くて、橋を潜る毎にスリリング。
* Kan Noriko * 01:38 * comments(0) * trackbacks(0)

Ile of Turner

8月12日の子規博ライヴは、おかげさまで盛会のうちに終了いたしました。

私が5時に楽屋入りすると、他の出演者のみなさんは音合わせも終えて
静かに待っていました。バンドは年季の入ったドラム、ベースの男性と
ヴォーカルの女性はおくゆかしく、あとから来たヴァイオリンの女性は
異様に長身。ダンサーの男女は念入りにメークしたり衣装チェックしたり。
一人伊賀上さんだけが賑々しく喋り続けていらっしゃいました。
私は間接メール2回、電話1回だけの打ち合わせしかしていないのです。
進行表にはステージ上で、ピアノ兼トークの伊賀上さんが、詩の朗読の前に
私とトークする、という設定になっているではありませんか!
なのでこの直前のお喋りでトークのあたりを掴もうとされているのです。
これはプロの仕事でした。自分のバーやNHKFMの番組も持ってらっしゃる
だけあります。
←特製虎の巻団扇を見つめる              ↓華麗なるダンサーペア












ヴォーカルもすてき。“アイルオヴターナー”が“アイラヴターナー”と聴こえますが、それはそれで島とLoveをひっかけてるようでかえってよかったですカラオケ

* Kan Noriko * 16:49 * comments(0) * trackbacks(0)

イベントお知らせ

前回7月30日のブログでちらと予告しましたイベントの詳細連絡が
今日まいりましたのでお知らせします。
月 聞き耳を立てる
今週土曜日12日 18:00から 道後駅をでてすぐの
松山市立子規記念博物館エントランスロビーにて
ジャズライヴが行われます。
これは同博物館3Fと4Fで開催中の『坊つちやん特別展』協賛イベント
として企画されたものです。
演奏は地元ジャズミュージシャンとして第一人者、バーMoonglowも経営している伊賀上紘さん。せっかくだから今回のために『坊つちやん』に因んだ曲も作り披露しようということになりまして、作詞を仰せつかってしまい、
そして当日曲用に縮める前の原作を朗読しろとのことで、私も一部参加
することになりました。
即興ダンスもつくそうです。ライヴはもちろん無料。
なお、以下のような特典があるそうです。
↓   ↓   ↓   ↓
12日当日、本番は18:00〜です。

あと、最後に大切なお願いがございます。
このイベント、松山まつりの「野球拳おどり」と日時が重なっております。
これは強敵です。
つきましては、ひとりでも多くの皆さまにご来場いただくべく、
坊っちゃん会各位や身近な皆さまに、積極的にお声がけいただけませんか?

ライブご観覧の方には「ナイトチケット」が配られ、
当日の企画展観覧が無料になります!(これはおトクですね)
土曜日は20:00まで開館延しますので、ゆっくりご覧いただけます☆

↑   ↑   ↑   ↑
では土曜夜市に流れる前にでもお立ち寄りくださいませ。
* Kan Noriko * 17:48 * comments(0) * trackbacks(0)

坊つちやん特別展開幕

 昨日29日午前10時、子規博玄関での開幕式に顔を出しました。
 中村市長、天野館長、(大和屋の)奥村子規友の会会長、などなどは想定内でしたが、漱石の孫の一人である夏目房之介氏も来賓されており、ちょこっとお話することができました。
 お孫さんに会うのはロンドンと東京で一緒に過ごした松岡マックレイン陽子さんに次ぎこれで二人目となり、漱石ファンとして感激しました。
 でもゆっくりできなかったので、夏目房之介さんが東京に帰ってからこのブログを覗きに来てくださったらいいな〜、と期待しています。
 漱石のライバル重見周吉と彼の今治時代を綴ったエッセー『日本少年』の紹介も
できなかったので、ここから地元愛媛のことを知っていただけたら。

よく見えませんが天野祐吉館長です

それから、詳細はまだですが、8月12日この展覧会にあわせて子規博エントランスにてジャズライヴが開かれる予定です。演奏は地元では第一人者の伊賀上さん、
そして私は『坊つちやん』をテーマにした歌詞を書いてという依頼があり、3つほど作詞。しかし作詞など全く初めてなので当日本当に歌われるのだろうか、心配です。でも実現したらみなさま是非応援に来てください。もちろんサクラでも。

* Kan Noriko * 22:04 * comments(0) * trackbacks(0)

シルクスクリーン作品

お久しぶりです。おてんき
今年地元松山では祝夏目漱石の小説『坊つちやん』発刊100周年にちなんで
いろいろなイベントが展開されています。

南海放送ラジオで何年も前に漱石をめぐってトークバトルしたとき、Tアナから
漱石オタクと呼ばれた(研究者と言ってほしかった)私は、年初来「坊つちやん」
サポーター状態となっています。赤い旗

1.松山坊っちゃん会読書会と関連イベント(定期的)
2.愛媛大学でシンポ(3月)
3.『坊つちやん』文学碑除幕式(4月)
4.NHK主催100人で読む坊っちゃんリレー朗読(5月)→NHKFMラジオで放送
5.子規博にて『坊つちやん』特別展(7/29〜8/24)→企画に参加したものの
  天野祐吉の天の一声で私のアイデアもぽしゃる。

などですが、上記以外に個人的活動として、
6.ロンドン漱石記念館長恒松郁生氏が松山に来られたとき、松山の漱石の足跡
  をご案内し(RNBテレビにも紹介)、その翌日、私の所属しているNPO
 「ITC松山クラブ」主催として英語による講演とディスカッションをしました。
7.『坊つちやん』をテーマにシルクスクリーンを制作し、7月13日〜18日まで
  大阪心斎橋筋小大丸ギャラリーにて開催のグループ展に出品していました。
  そのなかの作品を子規博2Fラウンジ内に掲示しましたので、展覧会に合わせてご覧ください。7版も重ねて一番しんどかった作品です。挫折しそうになりましたが、アトリエにいた松原さんというベテランのおかげで仕上げることができました。

このほか朝日新聞1月5日号にはマドンナの袴についてコメント、
    愛媛新聞4月23日号別冊には漱石のライバル重見周吉 
などわたくしめの協力した記事が載ってます。
* Kan Noriko * 02:00 * comments(0) * trackbacks(0)
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